東京タピオカランドという白昼夢
東京タピオカランドに行ったんだけど、あれは白昼夢だったんじゃないかって思ってる。
コミティアの定番打ち上げスポット、東京タピオカランドに来ています!タピオカがあります!! pic.twitter.com/UwSp4DEvWd
— もひもひ / 8/25(日)コミティア J-17a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) August 25, 2019
8月25日にコミティアに出た。その後、ポムポムプリンカフェに行く予定が元からあったんだけど、コミティアにいるときに手条 萌 さんとタピオカの話になって、これも原宿にあるってことだから行ってみることにした。
場所は原宿駅徒歩2分のおしゃれビル。
ビルの他のテナントは工事中なので「本当にやってんのか」と不安になるが、ちゃんとやってた。どうやら新築のビルで、他テナントが工事中のグランドオープン前につなぎとして営業してるっぽいタピ。
デザインの敗北が楽しい。
入り口のスタッフに1,200円を払う。払うときに手条さんが、業務用の小銭ケースみたいなのから100円玉を出したら、スタッフに「なんでそんなの持ってるんですか」みたいに突っ込まれてて笑う。サークル参加者なので。
入場料には「ウェルカムドリンク」が1杯含まれていて、この試食コーナーみたいなところでウェルカムドリンクを取る。
ウェルカムドリンクを3杯並べた様子。
このストローが絶妙にタピオカが飲めそうで飲めない太さで、ズズズズズッジュルッみたいな下痢便みたいな音が出て焦る。周りの若者は無音で吸えるのに。世代だ。
以降、園内の様子。
小学校の教室2つ分くらいの園内には、たくさんの空間と概念があって良かった。
店舗は4店舗あって、学園祭みたいな微笑ましさでドリンクを提供している。お釣りの100円玉が切れたらしくて、他店舗同士で融通しあってる心温まるシーンもあった。結局お釣りの100円は50円玉2枚で来た。
どれもプラスチック容器なんだけどデザインは凝ってて、写真撮ると良い感じに映えるからよくできてる。
写真を撮れるブースが何個かある。このカートもロッカーも、近くで見ると普通の事務用の不用品に素人がラッカースプレーで塗ったって感じの出来栄えなんだけど、遠くからスマホで撮って加工してSNSに上がる頃にはそんなの分からないからよく出来てる。
よくわからないけど楽しそうにしている自分の写真がフォトフォルダに残っている。
タピ。
最後に東京タピオカランドを白昼夢たらしめる要因として触れておきたいのが、園内にはテーマソングである「タピる?」という曲が延々にリピート再生されている。
家でYouTubeで聴いてもなんとも思わないんだけど、園内でこれを聴いてると自然と仙草・・・じゃない洗脳されて思わず口ずさんでくる、This is タピオーカ♪
この曲を歌っているKaminという人、公式サイトによると「SNS世代のNEWラブソング・アーティスト」(原文ママ)らしく、デビューシングルは「ありよりのあり」。
「男子高生ミスターコン TikTok審査曲」や「LINE機能「トークBGM」Web CMテーマソング」を手掛けているらしい、”””””今若者が大注目のアーティストなのだ””””” ←定型句。
東京タピオカランドの東京タピオカランド性は、この曲によってもたらされているといっても過言ではないし、そのおかげで4日経った今でも東京タピオカランド来園体験は白昼夢のように記憶されているし、とりあえず今日もタピろうよ(ィエーィ!!