ゆめしま海道+しまなみ海道=ゆめしまなみ海道 をサイクリングした
一昨年の夏は「しまなみ海道」、
昨年の夏は とびしま海道+しまなみ海道の「とびしまなみ海道」をサイクリングしたが、
今年は ゆめしま海道+しまなみ海道の「ゆめしまなみ海道」を走った。
8月15日土曜日、成田空港。
ガラガラの第3ターミナル。お盆真っ最中の空港とは思えない光景。
ジェットスター。これまでは搭乗までバスに乗ることが多かったけど、減便のせいか最近は歩いて乗れる。
付け根側から見た伊豆半島、かわいい。
大井川。アルプスから都市部に注ぐ様子がよく分かる。
これは発育途中の北海道。
こんもりとした島。
瀬戸内海の島々を上から眺めるのは好き。
この島で生まれ育ってたらどんな人生を送っていたんだろう、とか考えちゃう。
松山空港着、バスで松山へ。
松山から今治までの電車、停車時間の長い途中駅で撮った。
狂おしいほどに夏。
毎年、松山空港→松山駅→今治駅とバス・電車移動しているとき、心は「早く今治で自転車借りて海を走りたい」という思いでいっぱいで、じれったいから松山と今治の街にネガティブな印象を持ってる。失礼な話である。
今治で自転車を借りる。今年は白色。来島海峡大橋を力いっぱい漕ぐ。このために生きてる。
来島海峡大橋で好きなスポット、「馬島」。数世帯しかない小さい島で、たまたま橋の真下に島があるせいで、一般車両は降りれないが島民だけ車でも降りれる島。道路公団フォントで「ゲートは島民専用です」とか書かれるの萌え死ぬ。
「Islanders Only」の非日常感が最高。日本国民皆、Islandersである。
自転車・歩行者だと謎の歩道橋を伝って島に上陸することができる。
橋の真下に降り立つ。
この島がなんとも最高なのである。
一昨年に来たときは漁村集落に立ち入ったら住民に挨拶をされたりして素敵空間だったのだが、
いつのまにホテル・グランピング施設が開発されていて、
物々しい看板で集落への立ち入りは許されなくなってしまっていたが残念がる資格なんかない。皆、生活があって経済がある。
しまなみ海道を四国側から渡るメリットは、走り始めから来島海峡大橋・馬島という最高スポットを通れること。デメリットは初っ端がクライマックスになってしまうこと。
いつも食べてる気がするストイック鯛めし。
素朴でいて、
安いんだよなあ。
けん。
平然と書いてるけどこの日は40度近くまで行く日で熱中症寸前になった。考えたら去年や一昨年は6月下旬や7月上旬に行っていた。真夏にサイクリングするもんじゃないです。
大三島で一泊。
宇和島の鯛は美味しいです。
今見返すと昼も夜も鯛だった。
就寝して2日目。
海水浴場。関東の海水浴場もお盆の日曜日でこのくらいの混み具合なら毎週でも行きたいなあ。
で、因島から生名島まで船で渡って、ここから「ゆめしま海道」へ。
渡し船に自転車乗せる過程は何度来ても好き。
アメリカみたいでかっこいい。
爽快の限りを尽くす。
しまなみ海道と違って、ゆめしま海道の橋は高速道路ではなく普通の生活道路だから橋ものんびりしてて気持ちいい。
ゆめしま海道。
弓削島で食べるポークグリル。島の豚さんは、島で採れるレモンを食べて育つんだそう。贅沢だなあ。
本土と橋でつながってない島の海水浴場はほぼ無人である。
手を挙げればどこでもバスに乗れるとき、バス停の定義とはなんなのだろう。
海をバックに夏休みの宿題をする小学生、ミシンで縫い物をするご老人。
船に乗って島を去るとき、キノの旅みたいな気分になる。できることなら俺だって1島3日間ずつ滞在したい。
俺の大好きな概念である、
島で唯一の本屋さん。
もうやってないのかと思ったら、お盆休みなだけでまだまだ現役だった。
テーブルに反射する橋。
愛くるしいフォント。
郵便バイクも船に乗るのなんかおもしろい。
ということで、今年も良い瀬戸内海でした。
来年も行くぞ~
コロナと過ごした6ヶ月 ~写真76枚で振り返る、2020年上半期の東京~
どうも、もひもひです。
スマホの機種変に際し、画像データを取り込みながら、改めてすごい6ヶ月間だったなって思った。から、せっかくなので今のうちに振り返ってまとめておくことにした。何十年後か、一次史料として振り返れたら嬉しい。
2020年1月25日、秋葉原。
中国で新しい肺炎が流行っているとニュースで言っていた。秋葉原には中国人のツアー客もちらほら居て、彼ら向けに中国語でマスクが売られている。
マツモトキヨシで65枚入り609円。この日を最後に、2ヶ月間ほどマスクの大量在庫を見なくなることになる。
1月30日、浅草。
観光客で賑わう浅草。普段よりは少し人が少ない気もする。
2月3日、サンリオピューロランド。
案内のお姉さんがマスクをしている。接客業の人がマスクをし始めたのはこの時期。
キティちゃんもマスクをしていた。
2月8日、マニアフェスタ出展。
2月9日、コミティアにサークル参加。
いつもより若干一般参加者少なかったかもしれない。コミケ前最後のイベントですね、みたいな話もちらほら聞いた。
2月15日、赤羽。丸健水産は相変わらずの混雑だ。
ここの牛すじは本当に""ガチ""です。 pic.twitter.com/Xrv5mTVnsQ
— もひもひ (@mo_himo) 2020年2月16日
2月16日、アメ横。
観光客が減ったせい? 雨のせい? どちらにせよ日曜の夜とは思えない歩きやすさ。
2月27日。
トイレットペーパーの買い占めが始まっている、とネットで見た。
家の近くのスーパーでは、800円の高級トイレットペーパーだけがあった。高い。
2月29日、門前仲町。
マスクもトイレットペーパーもティッシュも、売り場ではここ数日すっかり見なくなった。
「マスク入荷なし」の掲示があるのに、ドラッグストアに長蛇の列。聞いてみたら、トイレットペーパーを求める列だそうです。ひえっ pic.twitter.com/1Y9juDWETs
— もひもひ (@mo_himo) 2020年2月29日
同日、完全クローズド同人イベント「コロナに勝つ会」を開催。
同日時点で厚生労働省より出ているアナウンスを遵守しての開催。自治体からのアナウンスは特に出ていなかった。
完全紹介制超クローズド同人誌即売会「コロナに勝つ会」。ご参加の皆様、ありがとうございました!
— もひもひ (@mo_himo) 2020年2月29日
また社会不安が起きたときには開催したいと思いますー pic.twitter.com/v3b22lsK7y
3月1日、人形町。
東京マラソン開催に伴う通行止めに遭遇。
自宅前の大通りは、マスク姿の警察官が完全封鎖。伝染病感染を防ぐため沿道での応援も禁止される中、選手が走っていく。SF小説で見た近未来がそこにある。 pic.twitter.com/E5cLy7Es0g
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月1日
同日、秋葉原。
国内外からの観光客が居ないせいで、かつての雰囲気を取り戻した秋葉原。良い味がでている。
3月2日、歌舞伎町。
送迎会シーズンなのに例年に比べると半分くらい?
3月4日、東京タワー。
東京タワー誰もいなすぎて人類滅亡後みたいです。えっも pic.twitter.com/e60mrxNU9s
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月4日
3月11日
コミケ受かりました!
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月11日
「さかさまダイアリー」は、月曜日 南地区“フ”ブロック-37a に配置されました!お誕生日席!!新刊出すぞーー
コミケに受かった、嬉しいなあ。
3月12日、原宿。
学校が休校になったらしく、平日なのに中高生の人通りが多い。
3月14日、京都。
お店はどこも普通に営業しているけど、人通りは少なめ。
京都ほんとにガラガラで良いです。 pic.twitter.com/VJ4CkfMGRg
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月14日
3月15日、関西国際空港。
無人のターミナルで流れる、ヨーロッパの感染状況。
関空すごいですね、人類滅亡の日みたいな雰囲気です。 pic.twitter.com/CgTouMSFm7
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月15日
3月20日、沖縄。
沖縄は早くも夏。
海水浴場のオープンもこの時期。コロナ影響で海開きの式典が中止になっているところが多かったが、国内での旅行に関して公的機関からはなんの要請も出ていなかった(念のため)。
数ヶ月前に開業したばかりのラグジュアリーなホテルに破格で宿泊した。ちなみにこのとき使った旅行会社は今、破産してしまった。
沖縄朝ごはん。
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月21日
ソーキそば、アオサの味噌汁、アグー豚のローストポークとハンバーガー、紅芋、島人参、海ぶどうと果物。飲み物はグァバジュースにしたけど、朝から泡盛があるあたりが沖縄。 pic.twitter.com/KLMWM9Cd82
沖縄のファミマの駐車場にはヤギがいる pic.twitter.com/L1N28HXdMi
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月21日
沖縄の思い出。魚のアラ汁を飲んでいると恨めしそうに見てくる猫たち。 pic.twitter.com/MGXrHJb348
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月24日
3月24日、東京駅。
オリンピック・パラリンピック開催までのカウントダウンは、この時期に極小値をとる。
3月25日、自宅近く。
小池都知事が記者会見で「ロックダウン」に言及。今週末は東京が封鎖されてしまうかもしれない。なんとしても食料を確保せねば。
冷凍食品、青汁とパクチーしか残ってないの辛いな…… pic.twitter.com/yPCLcKAOYb
— もひもひ (@mo_himo) 2020年3月26日
街に物資がない。
3月28日、上野公園。
今年の桜は誰にも見られず気の毒である。
「不要不急の外出」の「自粛を要請」という真新しい慣用句が降ってきた初の週末。NHKで「ジョギングならOK」と言っていたので、この日以降、週末はジョギングで都内を回るようになった。
モニュメント以外に人の姿がない街。大ビジョンに小池百合子の姿が映る。
4月4日、銀座。
よく晴れた週末なのに、銀座に着いてからまだ10人くらいしか人を見てない pic.twitter.com/pQVWezIVP2
— もひもひ (@mo_himo) 2020年4月4日
平日は変わらず満員電車なのに、週末の東京だけ街に人が消える。
パチンコ屋さんも週末のみ休業。今が重要な分かれ目なんだそうだ、都知事が言うからそうなんだろう。
カウントダウンは365日を足して再び刻み始めた。
週末の真っ昼間の渋谷スクランブル交差点。
夜9時でこのくらい。地方都市かな。
4月7日、自宅近く。
近所のホテルが軽症者を受け入れるのは良いけど、その前でマスコミが歩道ふさいで三密揃ったクラスターを形成してるのはマジで意味わからんっすね… pic.twitter.com/7tomC0b1yv
— もひもひ (@mo_himo) 2020年4月7日
4月12日、新宿。
人より鳩のが多いアルタ前。
お急ぎでホビー・おもちゃを買う人が誰なのかはよく分からない。
歌舞伎町。「遊びに来るな、帰れ」みたいなアナウンスをパトカーが流しているが、いかんせん人が居ない。ジョギングしながら横を通ったが何も言われなかったので、ジョギングはやはり良いのだろう。
4月25日、人形町。
おうち時間を贅沢に過ごしたいのか、今半のお肉売り場が大行列。
列をなす時に奇妙なすき間を開け始めたのもこの頃。
4月19日、同居人と河原に行き野営。
家にいても気が滅入りそうだったので、同居人と野営に来ています。 pic.twitter.com/iQRuem8oLb
— もひもひ (@mo_himo) 2020年4月19日
本当にこの時期は朝から晩まで家に籠もってて気が滅入りそうだったから、我々にとっては必要火急な外出だった。ウイルスより人間の方が怖いですね。
4月29日。
生まれてから一番気分の乗らないゴールデンウィークの始まり。
腹立たしいほどに天気の良かったゴールデンウィーク。
NHKの天気予報、「明日はよく晴れ、空気の入れ替え日和です」と。「お出かけ日和」と言えない中、新たな語彙が生まれた。
— もひもひ (@mo_himo) 2020年4月28日
公園で遊ぶことすら禁止されている。
東京にいると息が詰まりそうで、気の迷いで特急電車に乗る。
誰もいない自由席で終点まで行ってそのまま引き返す。旅行といえば旅行なのかもしれないので、私は要請に従わなかった非国民です。
いつ来ても混んでいるのでお蔵入り寸前だったギャグ「水天宮が空いてんぐう」を満を持して投稿します pic.twitter.com/cDLQhVQGwW
— もひもひ (@mo_himo) 2020年5月1日
5月10日、街の家電量販店などが徐々に再開する。も、ディストピアみが隠しきれない。
5月29日、気付いたら緊急事態は終わっていたらしい。
僕らの空をブルーインパルスが飛んで行った。『イリヤの空、UFOの夏』4巻みたいだ。
ブルーインパルスと、3密を避けてソーシャルディスタンスを確保しながら鑑賞する人々。100年後に撮影年をクイズで問われても分かりそうなくらいに、2020年な光景。 pic.twitter.com/pYQQngDVTg
— もひもひ (@mo_himo) 2020年5月29日
5月30日、銀座。
街に人が戻った。けれどもどのお店もガチガチで入場規制をしているせいで、大行列。異様な光景だ。
渋谷のダイソーですら入るのにこの行列。
6月9日、レインボーブリッジ。
なんで赤いんだ? 覚えてないや。
6月6日、秋葉原。
秋葉原、すべてがパチ屋の列で埋まっている pic.twitter.com/GSsekLMS75
— もひもひ (@mo_himo) 2020年6月6日
パチンコ屋がこれまでの反動かってくらいに混んでる。
6月9日、有楽町。
22時に飲み屋が閉まる今、路上が貴重な社交場になっている pic.twitter.com/s3nOyF31BJ
— もひもひ (@mo_himo) 2020年6月9日
「時代はサーバーじゃなくてクラウド」になったこの日も、ジャパニーズ・ノミニケーション・スタイルは崩れていないのが楽しい。
6月20日、舞浜。
たしか数日前に他県への移動の自粛要請が解除されたので、Go To千葉した。
翌日くらいに、再開が発表される。
6月23日、期日前投票。
かなりパンチの効いた政治風刺かと思った pic.twitter.com/o7hOtBOIPT
— もひもひ (@mo_himo) 2020年6月23日
ノンポリなのでノーコメント。
7月4日、自宅近く。
「効果はよくわかんないけど置いておこう」という感じ、信仰のおこりって感じがして良い pic.twitter.com/QaQrbu4RnQ
— もひもひ (@mo_himo) 2020年7月4日
7月10日、舞浜。
嘘みたいに空いていたディズニーランド。
===
改めて振り返ると、旅行したり外出したり結構していた6ヶ月間であった。何十年か経った時に、時代の要請に従えなかった無法者の手記みたいに読み返せたら良いなあと思って書いた。読んで気を悪くした人がいたとしたら、その人の独善性がウイルスよりも怖い。何が不要不急で何が必要火急であるかを決めるのは、少なくとも貴方ではない。これまでもこれからも、自分の人生を生きましょう。
夢から覚めた街、舞浜を見に行く
我々の不断の努力・忍耐により、晴れて都道府県境を越えるお許しを与えられたその日、私は暫定停戦ラインを跨ぎ、数ヶ月ぶりに小池百合子統治下からの脱出に成功した。
向かったのは、東京ディズニーランド・ディズニーシーが休眠状態にある舞浜の地。東日本大震災時ですら翌月には営業再開をしていたことを考えると、この街が「夢から覚めている」景色というのは大変貴重なのである。
舞浜駅を出てすぐの時点で、すでに立ち入り禁止になっている。
「監視カメラ作動中」という無機質な警告文。とてもディズニーランドらしからぬ、「株式会社オリエンタルランド」としての統治を匂わせる感じがすごく良い。こういうのが見たかった。
舞浜駅には意外と人がいて、改札を出るとみんな左に向かう。
イクスピアリが営業を再開しているからだ。
半年ぶりに聞く「いってらっしゃ~い↑」の声に心が躍る。
入場時には検温が行われ(サーモグラフィーの前を人が歩いていく、空港方式)、なので流れ自体はスムースなのだが、混雑時を想定して待ち行列のラインが引かれている
ところ狭しと引かれた線が、狂気を感じて良い。
この光景はイクスピアリの中でも同様で、各店舗への入場列などがいたるところに引かれている。
まだ引くべき基準も曖昧なようで
斜めに移動していく「千鳥足方式」を採用している店舗もあった。
とは言えまだ、どの店舗も列ができるほど混雑していない。大規模商業施設の、開業前の地域住民向けプレオープンの時期のような雰囲気。
そこから、公共交通機関であるディズニーリゾートラインに乗る。
運転間隔は13分。車両1台だけが循環していることになる。
東京ディズニーランド。
こちらもソーシャルディスタンスを確保するための線が敷設されている。
ベニヤ1個分の間隔を開けて、黄色いテープをトンカチで叩いて貼り付けていく。
それにしても、こんなにジグザグしながら移動したら、駅からパークに入るまでだけで半端ない移動距離になりそうである。再開後、ゲストは体力勝負になりそうですね。
それと気になるのはパーク内。密集しそうな場所でも、ディズニー的に「近付かないで」「離れて」「間隔を開けて」という直球のリクエストは忌み語にしそう。「このあと、皆さんの間をダッフィーたちが通ります。ダッフィーが来た時に通りやすいように、1人分、間を開けてくださいね」みたいなアナウンスをして、「なるほど、ちゃんと間を開けておけばここをキャラクターが通ってくれるかもな」みたいな子供でも分かるベネフィットを訴求して無意識に行動変容を促す、くらいのホスピタリティは発揮してくれる、気がする。密閉・密集・密接はすべてNGワード指定、「あいだ」「すきま」「とおりみち」みたいな言い方になるんじゃないかな、という想像。
ホテルも工事中だけど、足場が直接見えないようにホテルの外観を模した布を被せてる。
他にも大規模工事は各所で行われている。
普段なら絶対に軽トラがいないところに軽トラがいる。
ちなみに駅からは外に脱出できないようになっている。
ディズニーシー・ステーションは、乗車用と降車用でホームが分かれているので、どういう運用になっているのかと思っていたが、改札機を開放して駅舎から出られないような運用にしていた。
ちなみにオリエンタルランドの株価は、すでに前コロナ水準に戻ってるからすごい。早く営業再開されると良いですね。
観光客のいない沖縄に行って米軍基地を見た
那覇にきました、夏です。 pic.twitter.com/mCJ5vG5v94
— もひもひ /C98 3日目南フ37a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) 2020年3月20日
夏を先取りしたくて、沖縄に行った。
夏、はじまりました。 pic.twitter.com/BGofKo0x32
— もひもひ /C98 3日目南フ37a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) 2020年3月21日
思ったより夏だったので良かった。
泳ぐまでの4コマ漫画です pic.twitter.com/VWgQlYzeT6
— もひもひ /C98 3日目南フ37a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) 2020年3月22日
なぜだか観光客が全然いなかったので
沖縄料理「きんぱぎんぱ」で、沖縄っぽい料理とオリオンビール。カラッとした暑さにさっぱりしたオリオンビールが合う。 pic.twitter.com/GQ1SeorTgo
— もひもひ /C98 3日目南フ37a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) 2020年3月20日
人気店も並ばずに入れたし
潮風に吹かれながらのタコライス、無限に食べれる味がします。 pic.twitter.com/4vgBC3F7IZ
— もひもひ /C98 3日目南フ37a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) 2020年3月20日
おいしい食べ物が多くて
塩ちんすこう味のブルーシールアイスたべてる。ほどよくしょっぱ甘くて美味しい。 pic.twitter.com/Tp6FgB8YOS
— もひもひ /C98 3日目南フ37a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) 2020年3月20日
最高でしたね。
で、タイトル。別に米軍基地を見に行ったわけではないんだけど
沖縄の日常にあまりにも近接した米軍基地の存在が印象的だったのでブログを書く。
「軍用地」という見慣れない単語が街に溢れているし、
国道を走っていると米軍のパトカーに抜かされる。
普天間基地、看板は遊園地みたいにも見える。
基地の隣を野球少年たちが自転車で駆ける。
「うえはら児童公園」。上半分の空白は普天間基地。
公園の後ろには鉄条網。
ボールを蹴飛ばしたら入ってしまいそうな位置に基地がある。
柵1枚で、どこにでもありそうな街と米軍基地がセパレートされているのは、見れば見るほど不思議だ。
これは嘉手納基地。奥半分に大きな滑走路が見える。
着色されているのが嘉手納町のエリア。基地が街にあるというより、街が基地にあるといった感じにも見える配分。
オスプレイ反対Tシャツと米空軍Tシャツが並んで売られてたりする。
どうも東京にいると、沖縄では基地をめぐってイデオロギー対立だけがあるように感じるが、現地では「あるべきではない」とか「容認すべき」とか以前に、そこに”ある”。
車で沖縄本島を一周し終わる頃には、基地特有の鉄条網も見慣れてきて
米軍文体も読み慣れてくる。
沖縄のファミマの駐車場にはヤギがいる pic.twitter.com/L1N28HXdMi
— もひもひ /C98 3日目南フ37a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) 2020年3月21日
「やんばる」と呼ばれる北部エリアは開発もされていなくて、いろいろと予想外があって楽しかった。
観光ガイドにも載っていない離島で、沖縄人(ウチナーンチュ)で賑わう天ぷら屋さんがあった。
「お時間のないお客様ご遠慮下さい」とあり、天ぷらを揚げる待ち時間は「約40分」。
ウチナー時間を見せ付けられて、また来るときは天ぷらが上がるのを40分間待てるくらいの余裕を持って来たいなって思った。
東京土のうコレクション2019
台風一過です。どうも、もひもひです。
いかがお過ごしでしょうか。
不謹慎を承知で言いますが、やっぱりこういう非常事態はワクワクしてしまいますよね。防水板みたいな「いつ使うねんこれ」みたいなモノが実際に使われてるのを見るのは楽しい。
で、今日鑑賞したいのが、
土のう。
この手の災害に不慣れな東京では、ベストプラクティスが何なのか今ひとつ分からないまま、各店舗が思い思いの備えをしていた。一夜明けて、何事もなかったことが分かった上で鑑賞すると非常に趣深い。
例えば上のスギ薬局は、物量豊富な土のうとビニールシートで二段構え。薬剤師らしいダブルチェック体制が敷かれているのが分かる。分かってくれ。
都市銀行。なんとも銀行員らしい、年季の入った土のうが丁寧に積まれている。土のう出すのに支店長に稟議回したりしたんだろうか。
薄切りの土のうを重ねて並べる焼き肉方式。思想が出るから楽しい。
ガラス保護のために養生テープを貼ってる例。ここまで抜け目なく貼られていると、貼ってるときも結構楽しかったんじゃないかな、なんて思っちゃう。
野郎ラーメン。一見豪快に見えて厳重で丁寧。野郎ラーメンもそういう姿勢で作られているに違いない。
もういかにもあきばお~って感じ。
ピタットハウス。もうちょいピタッと貼らなくて大丈夫か?
地下にあるタイプの、歴史ありそうなライブハウス。ベニヤ板を土のうで固定していて強そう。長年の知恵って感じ。
日高屋。ショーケースだけは死守しかったらしい。餃子が安い。
みんな大好き魚金は段ボール。
ゴミ捨て場みたいなビジュアルだが、段ボールを土のう的活用している例。実は合理的なのかもしれない。
多量のベニヤ板が都合良くあるとこういう、鉄壁の防御ができる。
売ってるのはパンでも貼り方は「米」。
TENGA屋さんは珍しい「井」型の貼り方。マスをかく、ということでしょうか。
アップルストアに土のうがある光景は新鮮。
いかほどの効果があるのかは分からないが、侘び寂びを感じさせる、ぽつんと置かれた土のう達。禅の精神。
「そう。すべての土を、この袋の中に。」
アップルストアはやっぱりアナウンスも斬新で、各店舗「台風のため休業です!」「ご迷惑おかけし申し訳ございません。」みたいな苦悶の表情で焦燥感ある案内を貼る中、この「ちょっと営業時間をアレンジしてみました。この遊び心、いかが思われます?」みたいな余裕が感じられていい。このスタンス、通常とは少し異なります。
ずいぶんロックな養生テープの貼り方だな、と思ったらそういうデザインのガラスだった。君はテープを貼らない。
それでもやっぱり銀座のお洒落なお店は土のうを置いてもお洒落で、
この 土のう、一歩またいだら大人になれる気がしたよ。
小泉進次郎っぽい発言を自動生成して環境大臣を目指す
どうも、もひもひです。
話題の小泉進次郎環境大臣ですが、環境省のサイトに記者会見の全文書き起こしが載っている。
これを自動生成ツール
に打ち込んで、答弁を自動生成します。
以下、もひ泉進次郎環境大臣の答弁です。
今日の、意識が変わり、社会が、実現に向けて、一つ一つは、この気候変動の取組や、それを支えるような社会、これが世界で勝負はできるはずだと思ってますから。仮に私がその部分を担当する日が今日なのですけれど、あの景色っていうのは、私も印象的だったのは、そういうきめ細かい構図の見方、その分野においては、私はいつも行きます。
思ったより小泉進次郎を感じますね。 最後の「私はいつも行きます」のあとに遠い目をしてそう。
今、日本政府を挙げて、インバウンドの投資をやっている時に、例えば、今まで環境省の職員のみなさんいますから。今日1日だって、これだけ、1日だって、これだけ、1日で、日本に来た外国人の方にも意見を聞きながら、後押しをしたり、連携をしているときに、暑い中寒い中、忙しい中、忙しい中、移動の時間をかけて環境省から本府にいくようなコスト、そういったことを念頭において、しっかりとコミュニケーションをとって、前に踏み込んでくれてるんですよ。
同語反復してるのはバグなんだろうけどそこがまたかえって小泉進次郎らしさを増してるのが面白いですね。
様々できることあると思うんです。そこにはイノベーションも大事だから、私は折を見れば、日本以上に、そういった取組が出てきていることは素晴らしいことだと思いますし、今すぐ説明責任を果たさなければいけないことがあるという時に、こんなに露骨に売り込まないんですよね、いいもの持ってますから。この大阪で決められたことの目標の達成に向けて全速力で走っていきたいと思います。
なんか慣れてきましたね。
海洋プラスチックの量は減るので、残念ながらベストスリー、この中でも、経済や雇用とか、他のところ行けば、全然、沿岸部とは違うアメリカが離脱をするという、抜けても抜けなくても日本のプレイヤーとしての力や社会の中に入ってしまいます。そういったことを省きながらも、メディアの皆さんの協力もぜひ仰げればと思っています。
メディアの皆さんの協力も仰ぎたいらしいです。
どんな閣僚が来るかわからない、自然とともに生きてきた、それを支えるような社会、これが世界で広がってます。だからこれから日本のいい部分と、そして、海外国内、国内では国民運動に広げ、海外では、日本の海洋への排出量は大きいです。9割超えてますから。そういうことをよくよく考えて、目の前の大阪で決められたことの目標の達成に向けて全速力で走っていきたいと思います。
良い所信表明でしたね。
東京タピオカランドという白昼夢
東京タピオカランドに行ったんだけど、あれは白昼夢だったんじゃないかって思ってる。
コミティアの定番打ち上げスポット、東京タピオカランドに来ています!タピオカがあります!! pic.twitter.com/UwSp4DEvWd
— もひもひ / 8/25(日)コミティア J-17a「さかさまダイアリー」 (@mo_himo) August 25, 2019
8月25日にコミティアに出た。その後、ポムポムプリンカフェに行く予定が元からあったんだけど、コミティアにいるときに手条 萌 さんとタピオカの話になって、これも原宿にあるってことだから行ってみることにした。
場所は原宿駅徒歩2分のおしゃれビル。
ビルの他のテナントは工事中なので「本当にやってんのか」と不安になるが、ちゃんとやってた。どうやら新築のビルで、他テナントが工事中のグランドオープン前につなぎとして営業してるっぽいタピ。
デザインの敗北が楽しい。
入り口のスタッフに1,200円を払う。払うときに手条さんが、業務用の小銭ケースみたいなのから100円玉を出したら、スタッフに「なんでそんなの持ってるんですか」みたいに突っ込まれてて笑う。サークル参加者なので。
入場料には「ウェルカムドリンク」が1杯含まれていて、この試食コーナーみたいなところでウェルカムドリンクを取る。
ウェルカムドリンクを3杯並べた様子。
このストローが絶妙にタピオカが飲めそうで飲めない太さで、ズズズズズッジュルッみたいな下痢便みたいな音が出て焦る。周りの若者は無音で吸えるのに。世代だ。
以降、園内の様子。
小学校の教室2つ分くらいの園内には、たくさんの空間と概念があって良かった。
店舗は4店舗あって、学園祭みたいな微笑ましさでドリンクを提供している。お釣りの100円玉が切れたらしくて、他店舗同士で融通しあってる心温まるシーンもあった。結局お釣りの100円は50円玉2枚で来た。
どれもプラスチック容器なんだけどデザインは凝ってて、写真撮ると良い感じに映えるからよくできてる。
写真を撮れるブースが何個かある。このカートもロッカーも、近くで見ると普通の事務用の不用品に素人がラッカースプレーで塗ったって感じの出来栄えなんだけど、遠くからスマホで撮って加工してSNSに上がる頃にはそんなの分からないからよく出来てる。
よくわからないけど楽しそうにしている自分の写真がフォトフォルダに残っている。
タピ。
最後に東京タピオカランドを白昼夢たらしめる要因として触れておきたいのが、園内にはテーマソングである「タピる?」という曲が延々にリピート再生されている。
家でYouTubeで聴いてもなんとも思わないんだけど、園内でこれを聴いてると自然と仙草・・・じゃない洗脳されて思わず口ずさんでくる、This is タピオーカ♪
この曲を歌っているKaminという人、公式サイトによると「SNS世代のNEWラブソング・アーティスト」(原文ママ)らしく、デビューシングルは「ありよりのあり」。
「男子高生ミスターコン TikTok審査曲」や「LINE機能「トークBGM」Web CMテーマソング」を手掛けているらしい、”””””今若者が大注目のアーティストなのだ””””” ←定型句。
東京タピオカランドの東京タピオカランド性は、この曲によってもたらされているといっても過言ではないし、そのおかげで4日経った今でも東京タピオカランド来園体験は白昼夢のように記憶されているし、とりあえず今日もタピろうよ(ィエーィ!!