地味ハロウィン2016 スベらないための傾向と対策

どうも、もひもひです。


先日行ってきましたこちらのイベント、
一通りバズり尽くされた感のあるタイミングになりましたので、
どうすればスベらないのか
という点に絞って、行ってきた感想と課題を考えたいとおもいます。


会場に着いて、最初に座った席の斜向かいに座っていたのがこちらの農家夫婦でした。
二人の様子を見て、名札に下げられた紹介文を見て、ああとんでもないところに来てしまったな、とおもいました。



正直、女性のがシュールさがある(ウケ狙い感を感じさせない)から有利です。


この4名様は、皆様心の底から演じ切っていたので見ていて面白かったです(もはや仮装ってレベルじゃない)。

それぞれの参加者の様子や紹介は、各レポート記事やハッシュタグ付きツイートに譲りますが、
何をすればウケるのか(=スベらないのか)について、来年以降の参加者の方に共有をしたいとおもいます。
(ここからは他の参加された方のツイートを引用します。)


1.決めポーズがあるとグッド

ネット上では画像で拡散されることが多いのであんま関係ないかもですが、
やっぱり会場で直に見る分には、モーション、動きがある方が見ていて面白いです。
「決めポーズ」はスベり度をグッと引き下げます。


サインを書く、というのはハイレベルすぎて真似できなそうですけど。

2.「併せ」やすいとベター。

正直このイベントは、参加者全員が「出オチ」しているようなものなので、
割と早い段階で、異なるシチュエーションの仮装同士がコラボレートするような流れになります。


こういう偶然はかなりレアで、狙ってできるものじゃなさそうですが。


「報道カメラマン」みたいな、幅広いシチュエーションに対して併せやすいような、「互換性」があると重宝されますね。ナイスです。

3.会場の枠にとらわれる必要はない。

会場は入退場自由なので、会場外の現場で実力を発揮するのもありです。



会場のカルカル周辺には、観覧車、トヨタショールーム、ゼップ東京などがありましたが、
来年から会場が変更になるようなので、周辺施設も要確認。
ともかく、会場というフレームにとらわれる必要はないわけです。

4.イケメンは地上波に乗る。


そういうことです。

ともかく、来年もどうやら開催される? ようなので、地味ハロウィン2017初参加の各位は上の4点を意識して、不安なく参加すればいいと思います。
(ちなみに、「スベらない」とか書いてますが、じゃあ「スベってた人いたのか?」って言われると、いなかったんですよね。みんなベクトルが別すぎて誰でも受け入れられる土壌があるし、誰が何しててもおもしろい。)

蛇足ながら、「そんなお前は何のコスプレをしたんだよ」というツッコミにお答えすると、こんな感じです。ご参考まで。


この後たくさんお写真もらえました。ありがとうございました。


それではまた来年。

異世界は川崎にあった

電車に乗った時、行き先が知らない地名だと、
それがどんな場所なんだろうって、一瞬でも意識します。

都心だと大抵は、終点は乗り換え駅な訳ですが、

川崎にはリアルな終着駅があります。
その先は海だから線路がなくて、乗り換えもない。

人もいなくて、猫がいる。

すごい監視してる。

あと、自分がどんな顔をすればかわいいか、

どんな姿勢をして、どんな場所にいれば愛おしく見えるかを、
すべて計算し尽くしている猫がいたりします。
前足の汚れすら、あざとい。

用事がないとまず行かないような場所に行く用事を作らないと、
行かない場所に行けないまま人生が終わってしまいます。

気を付けたい。

福島、5度目の秋。

一時立ち入りする親戚に連れ添い、定期的に被災地に入っている。

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気付いたら常磐道が繋がっていたけれど、

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どこかただ事じゃない雰囲気がある。

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20キロ以内が完全封鎖されていた前回訪問時に比べると、閉鎖された地域は減ったけど、

それでも入れないところには入れない。

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入れるようになったけど、もう人が戻ってこない町があって、

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もう入れなくなった町もあって、

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建物の中を見ると、急いで避難したあの日の空間がそのまま残っている。

遠い国の話でも昔の話でもなくて、東京から200キロ離れた場所の現在にこれがある。

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人がいないのかというとそうではなくて、そこら中ででっかい工事をやっていて、

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作業員向けの簡易宿や食堂は至る所にあって、これを「賑わい」と呼ぶかは別にして、人は結構いる。

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福島は、5度目の秋を迎えている。

人間の事情なんか関係なく、自然はちゃんと四季を繰り返していてなんか安心するけれど、向こうの送電線がなんのために作られたものなのか、とか考えると少し切ない。

『君の名は。』の聖地を見に行く

見に行きました。

飛騨、めっちゃ良いところでした。

あとは、

なかなか雰囲気ある神社がそこら中にあるのが

すごく良いです。

例の踏切。

ちょうど稲が刈り取り終わったシーズンでした。

きらきらしてる。

周囲は山で囲まれているので、街としては思ったより狭めな印象です。

例の変電所ではないみたいですが、近くにこんな建物も。

大自然の中に、武骨で無機質なでっかいものがあるので、

日常離れしてて素敵な建物です。変電所。

ダムもあります。
「ダム萌え」な人の気持ちもわかってくる。

でも、基本的に人がめったに入れない場所にあったり、

もっと近づこうとすると、今は使われていない旧道とかを攻めなきゃいけないので、

ザコい車で行くのはデンジャラスかもです。


飛騨から東京まで、車で行こうとすると、ちょうど途中に
糸守湖のモチーフともいわれる、諏訪湖があります。便利。

もし電車だと、奥寺先輩ご一行のように名古屋を回っていくので見れません。

この日は結構天気悪かったんですが、湖着いたら一気に良い感じの空になって良かった。

諏訪湖甲州街道沿いにあるんですが、
そのまま200キロくらい東に進むと、

新宿御苑前、瀧くんがバイトしてるるレストランに着きます。

甲州街道は、このへんはトンネルになっていますが、旧道は
この写真で手前を左右に横切っている道なんだそうです。

糸守湖と、このイタリアンレストラン。
一本の道で繋がっているのはただの偶然なのか、果たして。

『深夜特急』(沢木耕太郎)で巡る香港・マカオ

旅人のバイブルと数十年間言われ続けている、『深夜特急』。

1巻で登場する、香港へ。

「香る港」という名にふさわしい、雨の似合う街でした。

スターフェリーは現役。

ネットで話題の九龍城砦はもうない。
でも、奥に見える森の辺りが跡地です。

だけど、重慶マンションは今でも当時のままのアングラ感を誇っていました。

暑いから男性は上裸が多い。
(この写真友人に見せたら、右下に生首写ってるって言われた。)

「香港は毎日が祭りのようだった」とはまさしくその通りで、

路上に車をひっくり返して映画のロケしてるかと思ったら、

野次馬が殺到して撮影中止になったりしていました。

中国語って知らなくても雰囲気で意味わかるから好き。
旅先で見ると、頭使わずに意味入ってくるから高揚した脳に良い。

マカオへ。
深夜特急でおなじみの「カジノ・リスボアの”大小”」。
サイコロの「カシャ、カシャ、カシャ。」という音はやはり、人を殺す音をしていました。

「洋上の冷たい風に小さく体を震わせていると、マカオでの熱に浮かされたようなこの二日間が、ふと、非現実的なものに思えてくる。」
そんな一節の通りだなあと思う、帰りのフェリー。

心の中に住む沢木耕太郎のこと、大切にしたくて、
陸路で国境を越えた経験が人を強くするって信じてる。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

2016年、夏

2016年、夏。

ポケモンGOと共に始まりました。

暑い夏でした。

今年の夏は、例年より短かった気がするな。って、

毎年感じてる気がします。

夏の夕方の神社が好きです。

待ってるときは待ち遠しいのに、あっという間に終わって虚しくなるから

夏って花火です。

コミックマーケット90 参加情報

夏です。コミケの季節です!
ということで、参加情報をお伝えします。

・8月14日 コミックマーケット90 3日目(日曜日)
 東5ホール ホ-05b

例のごとく、「読めば5分で村上春樹っぽい文章が書けるようになる本」を頒布します。

正式なタイトルは、『ハルキは比喩が9割 〜学べる!村上春樹の文法術〜』。

 

一応、冬コミ(C89)発行の既刊になるんですが、

何かしらアップデートして再販したいな、と思っています。

以下、エゴサして見つけた絶賛の声。