コミティアに出た
5/5の #コミティア116 にて、「読めば5分で村上春樹っぽい文章が書けるようになる本」を売ります。
— もひもひ (@mo_himo) 2016年5月4日
配置は、「さ42a」です。よろしくお願いします。 #COMITIA116 pic.twitter.com/62jCbCxGLa
コミティア。行ったのは4回目で、サークル参加は初めてでした。
スペースをちょっと小汚くして、アングラ感を出します。
準備するのめんどくさかっただけ
コミティア、コミケに比べて 立ち読みしてくれる人は3倍くらいいるけど、そこから買ってくれる率は3分の1くらいって感じがします。コミティア参加者の目の方が、ずっとずっと鋭い気がします。
— もひもひ (@mo_himo) 2016年5月5日
立ち読みしてくれる人数もそうだし、滞在時間も圧倒的に長かったですね。
10分くらい立ち読みしてる人とかいました。
売れ行きはコミケと同じくらいでしたが、コミティアの方が出て楽しかった感は、あります。
— もひもひ (@mo_himo) 2016年5月5日
一般的にはコミケの何分の1しか売れない、みたいなことをよく聞きますが、
客層がだいぶ「物好き」な感じなので、こういうわりかし「物好き」向けな本は売れるのかな、って。
夫婦とかファミリーとか、ちょっとヤンキーっぽい集団とか、客層の裾野が広いのも特徴だと思いました。
無事ハナウタさんの本をゲットし、その後なぜか大学の先輩のスペースの店番ちょっとだけしてた。売ってたものが村上春樹と教師モノAVの考察本で視線が心地よかった
— わかな (@kawawak88) 2016年5月5日
今日のコミティアで見かけたけど買わなかったりした本。「あなたの文章もこれで村上春樹風になる」的な本(かなり気になったw)。「(真面目な)ランドセルのレビュー本」(買ってどうする私w!)…などなど。あと、酒とコーヒー紅茶のレビュー本は買うとキリがないので以下略。
— しぇいかー。@コミティアさ-63b (@sis_shaker) 2016年5月5日
この前のコミ1で買った評論本で面白かったのは、5分でハルキ風の文章が書けるようになる!という村上春樹を褒めているのか貶しているのかわからない本だった。実際かなり読み込んでいるからこそ単純化できる要点が描かれていて満足した。こういう本は値段関係なく読んだ満足感あるから是非投資すべき
— 銘菓ひよこ@積みジャンプn冊 (@qeasei) 2016年5月5日
昨日のサンクリお疲れ様でした〜。
— ひかわ79 (@hikawa79) 2016年7月4日
来てくれた方、ありがとうございます。
会場ぶらついてたときに出会った「五分で村上春樹みたいな文が書ける本」という同人誌が最高すぎて笑いが止まりません。
また出ようと思います。
「この本、何人で書いてるんですか?」ってたまに聞かれますが、
ハルキの本は、・メイン執筆がわたし ・デザインに1人 ・監修1人 って感じの3人で作りました。
夏に向けて何か新刊を出したいので、
執筆でもデザインでも、なんか関わってくれる人をゆるりと募集しています。
辛いことも大変なこともあったけど、今思い返せば良い思い出だよね
みたいな風潮、反吐が出るほど嫌い。
割と重かったプロジェクト(※「ロ」にアクセント)が終わった。
「辛いよりは辛くない方が良い」「大変より大変じゃない方が良い」
っていう当たり前のこと、やってる最中は思ってても、終わったら抜ける人が多すぎる。
結果が良かったことを理由にして、ダメだった過程を美化しちゃいけない。
人生は限られた時間しかないんだから、嫌いなことを無理に好きになる暇なんかない。
面倒臭かったことを面倒臭かったって思い続けること、面倒臭がっちゃいけない。
冬コミでハルキ語の教科書売った
10年目20回目のコミケ参加だったんですが、今回はなんとまあ
初めて自分で本を出しました。
タイトルは『ハルキは比喩が9割 〜学べる!村上春樹の文法術〜』、
端的に言うと「村上春樹っぽい文章が誰でも書けるようになる教科書」です。
おっかなびっくりで東京ビッグサイト・東5ホール(評論島)に持ち込んでみた訳なのですが、
「5分でハルキの文章が書けます」というと興味を持ってくれる人がかなり多くて、
「立ち読み歓迎です」って言うと、結構な人が立ち読みしてくれました。
立ち読みされてるときの気分もまた、なんともドキドキで、
つまんなそうに読んでたのに、突如「ブフォッ」って噴き出して 買ってくれる人とか、
5分間くらい掛けてじっくり読んで、「面白かったです!応援してます!!」って言って去っていく人とか、(たぶん立ち読みで完読した)
立ち読みどころか開きもせず「3部ください!」って買っていく人とか、いろいろいて楽しかったです。
自分は人の文章を真似たい欲求が強いのかもしれない pic.twitter.com/Qh1wifq1zo
— てつくじん (@tetukuzin) 2016, 1月 1
村上春樹の文法術本面白い
— てつくじん (@tetukuzin) 2016, 1月 1
エゴサして見付けた。
結局100部弱持って行ったのですが、40部ほど売れて、20部は知り合いに渡したり たまたま近くで出展していたデイリーポータルZ編集部の方に押し付けたりしたので、在庫が40部ほどあります。
また夏コミとか出れたら良いなあっておもいます。
でもまあ理想を言えば、いつかは村上春樹氏ご本人にお見せしたい。
もちろん期待している反応は、
手渡されて「やれやれ」からの、「悪くない」です。
『ギブス』で学ぶITサービスマネージャ試験
秋期情報処理試験、ITサービスマネージャに合格しました。
論文式試験って敬遠されがちですが、意外とイケるよって話をします。
1.論文の合格率は低くない
SMer自体の合格率は10%代ですが、内訳を見ると
午前2・午後1・午後2(論文)それぞれで約50%、0.5の3乗で0.125になってるイメージです。
そして、午前2・午後1に関しては、完全に過去問通りのパターンが大半です。
(このへんの通過率が低いのは、実務経験が豊富な論文に自信ニキが、油断して「過去問解答暗記」「形式への慣れ」を怠っているためだと思います。)
IPAのサイトに全年の問題・解答・講評が載っているのでこれを確認すればまず6割は行きます。
※参考書は不要*1、ITILの専門知識ももちろん不要*2です。
2.論述は書き上げるのが難関
周りの話を聞いていると、やっぱり文字数が多い人ほど受かっています。
3000字超えると落ちたという話はあまり聞きません。
それでも、2時間で「問題を読み込んで、3000字の論文を手書きで仕上げる」というのは至難です。
それはきっと、論文の内容で客観的に甲乙をつけるのなんて難しいから、
「半分くらいの人しか書き上げることができない」レベルの文字数・時間設定を施して、
そこで合否の差を付けようとしているのだと思います。
逆に言えば、とりあえず3000字書き上げちゃえば合格ラインに乗るわけです。
簡単ですね。
3.論述は「400字レベルの定型パターン」を丸暗記して、5〜6個組み合わせて作る。
「書き上げればよい」とは言っても、やっぱりキツいです。
問題文の読み込みに30分・3000字を書く物理的な時間で30分掛かるとすると、
3000字分の内容をたった1時間で考えなきゃいけない訳です。厳しい!
そうなると、「どんなケースでも対応できる、数百字の定型パターン」を10個くらい覚えておいて
積み木スタイルでくっつけていくのが一番妥当になります。
定型パターンの素材としては、
これ1冊で完璧です。
あとは基本の雛形は、椎名林檎の『ギブス』に合わせていきます。
具体的に見ていきましょう。
あなたはすぐに写真を撮りたがる
主体を明示しながら、課題を(主観・判断を交えず)事実だけで伝えます。
サービスマネージャ風に書くなら、
「インシデント対応やサービスデスク業務を担うA社オペレーションチームは、ユーザ側との折衝の手間を敬遠し、独自の基準でインシデント対応を行っていた」くらいになります。
あたしは何時も其れを厭がるの
サービスマネージャとしてその事象を課題と捉えていることを明示します。
「A社サービスマネージャである私は、その状況を好ましくないと判断した」くらいになります。
だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない
課題を設定した根拠を明示します。
「その理由としては、オペレーションの属人化を招き重大なインシデントが発生した際にサービスレベルが未達となるリスクが高いと考えたためである」くらいになります。
あなたはすぐに絶対などと云う
課題を解決しようとした際、ボトルネックとなる事象を、主体を明示して明確にします。
「オペレーションチームは、ITリテラシーの高くないA社情報システム部がオペレーション内容にまで指示をすることは、コミュニケーションロスの増大を招くと主張した」くらいになります。
あたしは何時も其れを厭がるの
サービスマネージャとしてその事象を課題と捉えていることを、再び明示します。
「そうした状況はインシデント発生時のリアクティブな対応の円滑化を妨げるだけでなく、インシデントを未然に防ぐプロアクティブな対応を創出しえない環境であると判断した」くらいになります。
だって冷めてしまっちゃえば 其れすら嘘になるじゃない
「判断」の後にはかならず根拠を明示します。
「その理由としては、プロアクティブな対応を提案するにあたっては複眼的な考察が不可欠であり、オペレーションチームからだけの視点では不十分であると判断したためである」くらいになります。
don't U θ ink? i 罠 B wi θ U 此処に居て
どのような対応を取ってほしいか明示します。
「そこで私は、オペレーションチームとA社情報システム部の間で月次の業務改善会議を開催することを提起した」くらいになります。
ずっと ずっと ずっと
期間も明示します。
「次期クライアントリプレイスが予定されている2年後の3月まで」くらいになります。
明日のことは判らない
一般論・理想論にも軽く触れます。
「システムを取り巻く環境は刻々と進化しており、今日動いたシステムが明日稼働する保証はない。問題がないからといってこれまでの方法で終始するのではなく、新たな手法を積極的に取得するよう心掛けるべきである」くらいになります。
だからぎゅっとしていてね ぎゅっとしていてね
取るべき対応を、換言してもう一度強調します。
「ユーザと運用側が意思共有を行い、アイディアを出し合う土壌が必要である」くらいになります。
ダーリン
対策を取るべき主体を明示します。
「オペレーションチームのリーダであるB氏に」くらいになります。
こんな感じで枠組みだけを覚えておけば、サッと書けると思います。
結論:論文だからと敬遠するのは損かも。
+論文の書き方相談、いつでも乗ります。