段違いの団地街があるシンガポールは団地萌えの聖地である

皆さん、団地は好きですか? 私は好きです。

 シンガポールに行った。際して、エアポート投稿などをした。

聖地巡礼やその他食べ歩きは粛々と行いましたが(後日書くかもしれない)、シンガポールに向かう飛行機の中で読んだ『地球の歩き方』に、

シンガポールは住民の8割がHDBという公共住宅(団地)に住んでいる、という記載があった。

団地、見れたら良いな、と思ったら見れて、良かったなと思ったので書く。段違いだった(ダジャレ)。

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↑皆さんが想像するであろうシンガポール

都市部はこんな感じ。ほんとにかっこいい。駐在したさしか募らない。

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↑郊外に行くとこんな感じになる。ディズニーリゾートラインといった感じの趣。

で、後ろにあるのが、くだんのHDB。団地っていうよりは地味なタワーマンションって感じ。

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そんな団地街の住民のために、ゆりかもめ的な無人車両が巡回している。それに乗った。

無人なので運転席がなく、正面から景色が一望できる、団地スキーにはなんとも贅沢な乗り物。

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無機質な立体交差がなめらか。

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各建物にコンセプトカラーを設けて特徴を出そうとしているのが、かえって没個性さを際立たせているのが良い。大学生みたいだ。

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整然とした団地街。

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そこを自動運転でスーーーーッと音もなく走ってゆく車両。

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「おっ、線路がカーブして、団地と団地の間に突っ込んでいくぞ!」

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「団地と団地の先、いったいどんな風景が広がっているんだろう・・・?」

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「う~~~~ん、やっぱり団地だ~~!!!!」

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部屋の中を見たわけではないけど、機能的で洗練された暮らしを約束させる簡潔なフォルム。

f:id:mohi_wakame:20170619145601j:plain日本の一戸建てを鶏のから揚げに喩えると、こっちはサラダチキンって感じ。

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そんな団地たちをなぞるような軌道を描くの、あまりに美しいので、団地萌え諸氏はシンガポールに行きましょう。