段違いの団地街があるシンガポールは団地萌えの聖地である
皆さん、団地は好きですか? 私は好きです。
成田です。これから、「宇宙よりも遠い場所」の聖地巡礼に行きます。 #よりもい pic.twitter.com/sC2SMl2fPL
— もひもひ / 6/30マニアフェスタ出展→夏コミ3日目二-29b (@mo_himo) June 18, 2018
シンガポールに行った。際して、エアポート投稿などをした。
聖地巡礼やその他食べ歩きは粛々と行いましたが(後日書くかもしれない)、シンガポールに向かう飛行機の中で読んだ『地球の歩き方』に、
シンガポールは住民の8割がHDBという公共住宅(団地)に住んでいる、という記載があった。
団地、見れたら良いな、と思ったら見れて、良かったなと思ったので書く。段違いだった(ダジャレ)。
↑皆さんが想像するであろうシンガポール。
都市部はこんな感じ。ほんとにかっこいい。駐在したさしか募らない。
↑郊外に行くとこんな感じになる。ディズニーリゾートラインといった感じの趣。
で、後ろにあるのが、くだんのHDB。団地っていうよりは地味なタワーマンションって感じ。
そんな団地街の住民のために、ゆりかもめ的な無人車両が巡回している。それに乗った。
無人なので運転席がなく、正面から景色が一望できる、団地スキーにはなんとも贅沢な乗り物。
無機質な立体交差がなめらか。
各建物にコンセプトカラーを設けて特徴を出そうとしているのが、かえって没個性さを際立たせているのが良い。大学生みたいだ。
整然とした団地街。
そこを自動運転でスーーーーッと音もなく走ってゆく車両。
「おっ、線路がカーブして、団地と団地の間に突っ込んでいくぞ!」
「団地と団地の先、いったいどんな風景が広がっているんだろう・・・?」
「う~~~~ん、やっぱり団地だ~~!!!!」
部屋の中を見たわけではないけど、機能的で洗練された暮らしを約束させる簡潔なフォルム。
日本の一戸建てを鶏のから揚げに喩えると、こっちはサラダチキンって感じ。
そんな団地たちをなぞるような軌道を描くの、あまりに美しいので、団地萌え諸氏はシンガポールに行きましょう。