「2日間・2万円」で1年分の「夏」が摂取できる、サイクリング未経験でもできた「しまなみ海道」縦断の旅

タイトルが長い。

以前、この記事 ↓

mohi.hateblo.jp

でインフラ萌えスポットだけご紹介したけど、旅行記を書きます。

本記事の趣旨は以下の3点。

1.しまなみ海道をサイクリングすれば1年分の「夏」が補給できる。

2.サイクリング未経験でも余裕で行ける。

3.「2日間・2万円」あれば東京から往復含めて実現できる。

 

ということで、旅行記です。

1日目:朝

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成田空港です。

LCC用の第3ターミナルに始めて行きましたが、リンガーハットとかあるし天井むき出しだし、ローコストって感じがして良い。

「2万円」を目指すと新幹線には乗れないし、夜行バスに乗ってしまうと体力的にサイクリングが無理ぃので、ここで味方になるのがジェットスターです。

成田から松山まで約6,000円で行きましたが、日によって3,000円台だったりするのでとても安い。ちなみに成田は朝8:20発のフライトなので、早朝バスに乗る必要がありますね。気合いです。

で、松山空港着!

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お遍路さんとサイクリストで、この国の観光はできています。

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蛇口から出る割に高いですね。

10時着陸で、リムジンバス→電車と乗り継ぎます。

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ローカル線。

お金の支払い方がよく分からず運転士に怒鳴られました。海外旅行より四国旅行のが難しさがあります。外国ではボラれることはあっても乗り方わからなくて怒鳴られることはない。

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波止浜(はしはま)、という駅で降りて、3メーターくらいタクシーに乗ると「サンライズ糸山」という寝台特急みたいな名前の施設に着きます。この時点で12時くらい。

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施設内から、すごい橋が見える。

この橋をこれから渡るんです、という高揚感がある。

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クロスバイク?って言うの?かっこいい自転車を借りた。黒い。

四国から本州への乗り捨て料金(1,000円)を入れて、2日間で3,000円。2日間で100キロくらい走ったのでキロ30円。安い。

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島1つ目:馬島(こないだ記事に書いた秘境の島)

あとはもうひたすら!瀬戸内の潮風と日差しを浴びながら!!自転車を!!!漕ぐ!!!!

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海辺!橋!!きもちいい!!!!夢中で漕いでたら80キロすぐ走破できます。

インドア派・サイクリング未経験でも余裕でできます。できました。

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島2つ目:大島

買った鯛めし、360円。安い。

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早朝に起きて何も食べてなかったので涙がでるほど美味しかった。

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1年分の夏が摂取できます。

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島3つ目:「伯方島

伯方の塩でおなじみの伯方島。もう南国です。

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ちなみにそれぞれの橋は、有料道路ではあるが自転車は通行無料キャンペーン中、という扱いらしい。高速道路フォントが近くで見れるのも萌える。

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島4つ目:「大三島(おみしま)」

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おやつに、さざえと大福食べた。

大三島で1泊の予定なので、ゲストハウスに荷物を置いてお散歩。ちなみに1泊3,500円で貸し切りだった。

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メインストリートです。

ゲストハウスの人に、「ファミリーレストランがあるよ」と言われていたのでそこを目指してたんだけど、

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想像とはやや趣の違うレストランだった。けど、

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おいしかった。

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夕日を浴びて、

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夜になった。

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夜は、伯方の塩の工場に併設された「塩風呂」に入った。

この施設がまた銭湯みたいな価格なのに豪勢な風呂で、完全に疲れが取れたので20時に寝て翌朝4時に起きた。5時から自転車を漕いだ。

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早朝の潮風があまりに清々しくて、

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なんでかは知らないけど、聖地があった。

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瀬戸内海って島がたくさんある。

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一応ここで、四国から本州になるみたいだけど、

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この広々とした海と空に県境を引くのはなんとも無粋に思えませんか?

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島5つ目:生口島

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島6つ目:因島

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島7つ目:向島

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なんともレトロでステキな瓶のサイダーがあります。が、やけに物騒。

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で、ようやく本土が見えた! ところで、なぜか最後の橋だけは自転車で渡ることは出来ず(出来なくはないっぽいけど推奨されておらず)、自転車ごと渡し船に乗って渡る必要がある。

で、渡った先が尾道。オシャレな港町で、時間はまだお昼前。自転車を返す。

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お昼に尾道ラーメンが食べれます。

しまなみ海道を楽しむ「2日間コース」でしたら、ここから帰京すれば良いんだと思います。まだお昼すぎなので余裕ですね。ちなみに私は5日間コースだったので続きがありますが、それはまた書きます。

ともかく、「まとまった夏休みが取れない」「お金をかけたくない」なんて人が夏1年分摂取するのに、しまなみ海道サイクリングというソリューションは最も有用ということが言いたかった。