那須の珍スポット巡り 「藤乃稲荷神社」と「戦争博物館」
先日、栃木県那須の珍湯(ちんとう)を巡った
mohi.hateblo.jpときの、おまけで、他の場所の写真を載せます。
まずここが那須湯元温泉でメインの、温泉神社(ゆせんじんじゃ、と読む)。ちょっと遠出したなあって感じがして良い。
キリッとしてていい雰囲気の神社なんですが、
祠マニアのわたし的には、こういうのが惹かれます。
これ、小さい祠一つ一つが、左から「山神社」「神明宮」「琴平神社」という、由緒正しいもので、それぞれちゃんと古地図にも載ってるんです。個人的には琴平神社のコンパクトさがタイプですね。都会の一角にポツンとあるのも好きだけど、こういうのも良い。
君が代にでてくる「さざれ石」もあった。
お地蔵さんがめっちゃいっぱいいて集会みたいになってたりもしました。
頭巾が一つ一つ手作り感あってすごい。
おみくじを引いたところ、「東と西の間はよろしい」とのこと。栃木に来たのは間違いじゃないっぽい。
で、そのあとに温泉街を歩いていると「ひかるおいなりさん」「でき穴」という、なんとも見慣れない文字列を発見。
そのまま階段を下りると、建物の地下が稲荷神社になっていて、
卓球台とステージが併設されていた。謎い。
一緒に来た人が「21世紀少年の世界観だ」って言ってた。言いえて妙。
このあと珍湯を巡りました。前記事参照。
巡った帰りに、車でしばらく走っていると、
見るからに手作り感あってディープなスポットだったので、立ち寄る。入場1000円。
中の展示は、まあこういろいろあったのですが、
「ガラスにもたれないで」という趣旨の注意書きがこんな感じなところで、なんとなく雰囲気を察してください。
ファミリーとかひっきりなしでお客さん来ててすごい賑わってたよ。意外と。
なぜか外にいたポニー。「ニンジン大好」とのこと。
写真からでは分からないんだけど、この場所にも軍歌がガンガンかかっててカオスさを増してる。
大好きだというニンジンをあげるも反応はイマイチ。食後だったんだろう。
一方の私は、ポニーと違って空腹だったのに、立ち寄るタイミングを逃して高速に乗ってしまう。サービスエリアに寄るのも味気ないので、宇都宮で降りてギョーザを食べることに。
その場で調べた有名店が2軒あるも、どっちも大行列。その2軒の間にあったお店が、すぐに入れそうだったので、とりあえず入店。
店内には我々含めて3組くらいお客さんがいて、店員も3人いるんだけど、それぞれの店員さんがそれぞれのお客さんに「タレを作るときは、お酢をたっぷり、醤油はちょっと!」「醤油はほーーんのちょっとでいいのよ。入れすぎたらしょっぱくて味が分からなくなっちゃう」「良い?お酢が4対、醤油が1も入れちゃいけない」「気を付けてね」と何度も繰り返し説いている不思議な店内。醤油を注ぐとき、店員の視線が私の手元に注がれる一触即発の雰囲気でした。
その後、ギョーザを食べてる途中は「どう、おいしい?」「おいしいでしょ?」「おいしいよね」「良い?宇都宮ではね、おいしいギョーザは行列なんか並ばないでも食べられるの!わかった?」と聞いてくれる。
ギョーザ作るのがうまい親戚のオバちゃんちに来たって感じ。正直味の記憶はあんまりないんだけど、東京でギョーザ食べるとき、タレを作りながらいつもあのオバちゃんを思い出す。お酢はたっぷり、醤油はほんのちょっと。醤油を入れすぎたら、しょっぱくて味が分からなくなっちゃうから。