会場問題の答えはもう出ている! 豊洲市場でコミケを開催する5つの魅力

内容に自信がないので虚勢を張っています。

冬コミ、お疲れさまでした。

 

スペースに足を運んでくれた皆様、ありがとうございました。

それにしても、オリンピックに向けてホールが増えたり、その分導線が狭くなって混んだり、いろいろ大変でしたね。今後も2020年までどんどんとエリアも狭くなるようで、今しばらく混乱が続きそうです。

で、今回、冬コミのついでに今話題の

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豊洲市場(予定地)を見てきたんです。

そこで私は思ったんですね。

ここでコミケ出来んじゃん。いや、むしろこれコミケのために作ったんじゃねーの。って。

以下、タイトルの通り、豊洲市場の外観を一目見たわたしが感じた、豊洲市場がいかにコミケ向きに作られているかをご説明します。

 

1.敷地が広くて交通アクセスが良好

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ゆりかもめの駅と首都高出口が直結しています。

ゆりかもめだけでは輸送能力的に厳しいかとは思いますが、東京メトロ有楽町線豊洲駅からは約1.4キロ。

たとえば現状のコミケで東1ホール目当ての参加者が、「りんかい線国際展示場駅→東駐車場の待機列→ガレリアを通って東1ホールへ」という導線で移動したり、西2ホールの企業ブース目当ての参加者が「りんかい線国際展示場駅→夢の大橋にある一般待機列最後尾→屋外展示場→パルテノンを下って西駐車場→西2ホール入場」という導線を移動した場合の距離を測るとだいたい同じくらいの距離なので、非現実的な距離にも思えません。

りんかい線有楽町線2馬力で輸送できると思えば、(通常時にアクセスが良いかは置いておいて)コミケ的には最低限のアクセスは備えていると言えます。

 

2.大手サークルに完全対応している

工事でトラックヤードが減少したり、東7ホールではシャッターの下にサークルを置けないなど課題だらけの某ビックサイトでしたが、

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見てください! この幅広いトラックヤード!!

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怒涛の6連シャッター! これで大手サークルを配置し放題!!

しかも屋根が付いていて、雨が降っても会計のときに濡れないという気の利きようです。

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3日目の比村乳業クラスの長蛇になっても、この運河沿いの道にダダ伸ばしにできます。あとこのスペースは海風をダイレクトに受けて辛そうなので、徹夜待機列とかにも良いかもしれませんね。

 

3.一般/サークル双方の参加者導線がある

実際のイベント参加者の導線を考えてみましょう。

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まず、こちらが一般参加待機列のスペース。

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で、こちらが入場導線。スロープでそのまま会場内に入場できます。

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サークル入場時間帯のチケットもぎりや、今後カタログ購入制になった場合のカタログチェックがここでできます。

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さらに、チケット/パンフの販売所まですでにある気の利きようです。

窓口数はやや少なめですが、たとえばピッタリ払える人は特設テントで購入。高額紙幣や領収書が欲しい人はこの窓口へ、みたいな振り分けもできそうです。

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一般待機列が移動後も、サークル参加者は2階の通路を使ってホール移動ができるので、9時半の館閉鎖も必要なくなります。完璧ですね。

 

4.病院がある

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よく人が倒れる夏コミも、これだけ近くにでっかい病院があれば緊急搬送し放題ですね。

※追記:こちらの病院は緊急用ではないそうです。

 

5.コスプレエリアのロケーションが神がかってる

近年特に混雑が顕著なコスプレエリアですが、もし豊洲市場開催になれば

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見てくださいこの広大な芝生! TOKYO感満載の背景!!

手前の芝生の傾斜でメイク直しをするレイヤーさんの姿が目に浮かびます。

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レインボーブリッジの真ん前なので、夜の撮影もよさそうですね。ナイスなロケーションです。

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で、ふと陸の方に目をやると、そこには見覚えのある三角屋根。そう、晴海ふ頭です。

当時乳児の私は行ったことはないですが、あれはビックサイト開催になる前にコミケが行われていたという場所、晴海。つまり豊洲市場は、旧会場の晴海と現会場の有明との中間に位置しているんです。これ、なんか運命を感じません? そもそも「市場」って英訳したら「マーケット」ですからね。

ここまでご紹介したのは、豊洲市場の外観を見たわたしが、「ここでコミケを開催したらこんな魅力があるだろうなあ」と感じた点です。実際問題、市場として作られたこの建物がコミケに転用するのは難しいんだとは思いますが、ビックサイトでのコミケ開催が近年難しくなりつつある中、「こうした魅力を備えた施設がどこかにできて、そこでコミケが開催できたら喜ばしい」と切に思います。

 

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豊洲市場周辺では、すでに架かっているけど封鎖されている橋があったり、

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まだ工事が続いているところがあったりもしました。

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豊洲市場」の四文字が除幕されることはあるのでしょうか。果たして。

コミックマーケット91 参加情報

早いものでもう冬コミの季節です。

ということで、告知です。

 

2016年12月31日 コミックマーケット91 3日目(土曜日)
東京ビッグサイト 東2ホール(評論・情報ジャンル) U-56a

サークル名:わらびさん

毎度のごとく「村上春樹っぽい文章が書けるようになる本」なんですが、

今回は新刊ということで、シリーズ第2弾 『ハルキになる3つの方法』(著:村上冬樹)となります。

先日脱稿しました。サンプルは以下をどうぞ。

それでは当日、会場でお会いしましょう。

秋っぽい写真を撮ろうと思ったらもう冬だった。

言いたいことはタイトルの通りです。

どうやって撮ろう、って考えながら街を歩くのは楽しかったから、これからもポトレはたまに撮っていきたい。

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モデルのナオイさんは、猫っぽいって言われることが多いそうで、

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たしかになるほど猫っぽい。

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「土間」とか

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「縁側」みたいな

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「中途半端な場所」にいる人って無性に気になっちゃうの、なんなんだろう。

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すぐ暗くなった。冬だから。

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落ち着いて写真を撮ろうとすると、必然的に人通りが少ない場所を選ぶことになり、

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その結果、街中にあるのに人々から取り残されてる、吹き溜まりみたいな場所が見付かって面白かった。

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歩道橋なんかその最たる例で、夜になると誰も渡る人なんていなくて、

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高さの分だけ近付いた街灯はスポットライトのようで、スタジオなんじゃないかなって思った。

 

地味ハロウィン2016 スベらないための傾向と対策

どうも、もひもひです。


先日行ってきましたこちらのイベント、
一通りバズり尽くされた感のあるタイミングになりましたので、
どうすればスベらないのか
という点に絞って、行ってきた感想と課題を考えたいとおもいます。


会場に着いて、最初に座った席の斜向かいに座っていたのがこちらの農家夫婦でした。
二人の様子を見て、名札に下げられた紹介文を見て、ああとんでもないところに来てしまったな、とおもいました。



正直、女性のがシュールさがある(ウケ狙い感を感じさせない)から有利です。


この4名様は、皆様心の底から演じ切っていたので見ていて面白かったです(もはや仮装ってレベルじゃない)。

それぞれの参加者の様子や紹介は、各レポート記事やハッシュタグ付きツイートに譲りますが、
何をすればウケるのか(=スベらないのか)について、来年以降の参加者の方に共有をしたいとおもいます。
(ここからは他の参加された方のツイートを引用します。)


1.決めポーズがあるとグッド

ネット上では画像で拡散されることが多いのであんま関係ないかもですが、
やっぱり会場で直に見る分には、モーション、動きがある方が見ていて面白いです。
「決めポーズ」はスベり度をグッと引き下げます。


サインを書く、というのはハイレベルすぎて真似できなそうですけど。

2.「併せ」やすいとベター。

正直このイベントは、参加者全員が「出オチ」しているようなものなので、
割と早い段階で、異なるシチュエーションの仮装同士がコラボレートするような流れになります。


こういう偶然はかなりレアで、狙ってできるものじゃなさそうですが。


「報道カメラマン」みたいな、幅広いシチュエーションに対して併せやすいような、「互換性」があると重宝されますね。ナイスです。

3.会場の枠にとらわれる必要はない。

会場は入退場自由なので、会場外の現場で実力を発揮するのもありです。



会場のカルカル周辺には、観覧車、トヨタショールーム、ゼップ東京などがありましたが、
来年から会場が変更になるようなので、周辺施設も要確認。
ともかく、会場というフレームにとらわれる必要はないわけです。

4.イケメンは地上波に乗る。


そういうことです。

ともかく、来年もどうやら開催される? ようなので、地味ハロウィン2017初参加の各位は上の4点を意識して、不安なく参加すればいいと思います。
(ちなみに、「スベらない」とか書いてますが、じゃあ「スベってた人いたのか?」って言われると、いなかったんですよね。みんなベクトルが別すぎて誰でも受け入れられる土壌があるし、誰が何しててもおもしろい。)

蛇足ながら、「そんなお前は何のコスプレをしたんだよ」というツッコミにお答えすると、こんな感じです。ご参考まで。


この後たくさんお写真もらえました。ありがとうございました。


それではまた来年。

異世界は川崎にあった

電車に乗った時、行き先が知らない地名だと、
それがどんな場所なんだろうって、一瞬でも意識します。

都心だと大抵は、終点は乗り換え駅な訳ですが、

川崎にはリアルな終着駅があります。
その先は海だから線路がなくて、乗り換えもない。

人もいなくて、猫がいる。

すごい監視してる。

あと、自分がどんな顔をすればかわいいか、

どんな姿勢をして、どんな場所にいれば愛おしく見えるかを、
すべて計算し尽くしている猫がいたりします。
前足の汚れすら、あざとい。

用事がないとまず行かないような場所に行く用事を作らないと、
行かない場所に行けないまま人生が終わってしまいます。

気を付けたい。

福島、5度目の秋。

一時立ち入りする親戚に連れ添い、定期的に被災地に入っている。

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気付いたら常磐道が繋がっていたけれど、

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どこかただ事じゃない雰囲気がある。

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20キロ以内が完全封鎖されていた前回訪問時に比べると、閉鎖された地域は減ったけど、

それでも入れないところには入れない。

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入れるようになったけど、もう人が戻ってこない町があって、

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もう入れなくなった町もあって、

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建物の中を見ると、急いで避難したあの日の空間がそのまま残っている。

遠い国の話でも昔の話でもなくて、東京から200キロ離れた場所の現在にこれがある。

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人がいないのかというとそうではなくて、そこら中ででっかい工事をやっていて、

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作業員向けの簡易宿や食堂は至る所にあって、これを「賑わい」と呼ぶかは別にして、人は結構いる。

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福島は、5度目の秋を迎えている。

人間の事情なんか関係なく、自然はちゃんと四季を繰り返していてなんか安心するけれど、向こうの送電線がなんのために作られたものなのか、とか考えると少し切ない。

『君の名は。』の聖地を見に行く

見に行きました。

飛騨、めっちゃ良いところでした。

あとは、

なかなか雰囲気ある神社がそこら中にあるのが

すごく良いです。

例の踏切。

ちょうど稲が刈り取り終わったシーズンでした。

きらきらしてる。

周囲は山で囲まれているので、街としては思ったより狭めな印象です。

例の変電所ではないみたいですが、近くにこんな建物も。

大自然の中に、武骨で無機質なでっかいものがあるので、

日常離れしてて素敵な建物です。変電所。

ダムもあります。
「ダム萌え」な人の気持ちもわかってくる。

でも、基本的に人がめったに入れない場所にあったり、

もっと近づこうとすると、今は使われていない旧道とかを攻めなきゃいけないので、

ザコい車で行くのはデンジャラスかもです。


飛騨から東京まで、車で行こうとすると、ちょうど途中に
糸守湖のモチーフともいわれる、諏訪湖があります。便利。

もし電車だと、奥寺先輩ご一行のように名古屋を回っていくので見れません。

この日は結構天気悪かったんですが、湖着いたら一気に良い感じの空になって良かった。

諏訪湖甲州街道沿いにあるんですが、
そのまま200キロくらい東に進むと、

新宿御苑前、瀧くんがバイトしてるるレストランに着きます。

甲州街道は、このへんはトンネルになっていますが、旧道は
この写真で手前を左右に横切っている道なんだそうです。

糸守湖と、このイタリアンレストラン。
一本の道で繋がっているのはただの偶然なのか、果たして。